白谷雲水峡から太鼓岩へ [屋久島の旅2011]
さて、辻の岩屋で昼食をとったあとは、太鼓岩へ向かいます。辻の岩屋から20分ほどで到着です。この日は天気が良く、遠くにまだ雪の残る屋久島最高峰「宮之浦岳」を望むことが出来ました。3月末の南の島ということで、本当は桜が咲いてるといいなあ、と思っていたのですが、今年の屋久島は桜の開花が遅かったらしく、太鼓岩周辺は全然咲いていませんでした。ちょっと残念・・でも桜の咲いた太鼓岩にまた来たい!次の楽しみが出来ました。
前も横も絶壁です。あまり広い場所でもないので、風が吹いたら転落しそうでちょっと怖いです。太鼓岩は、最初のぼれるかなあ・・・と少し不安に思っていたのですが、民宿のご主人のご推薦もあって登ることにしました。結果大正解です。屋久島の雄大で豊かな自然を一望にすることが出来ました。無理せず、ゆっくり登ればたいていの人は大丈夫。子どもも登ってました。
写真奥に頂上に40メートルの天柱石がある太忠岳も写ってるんですが、ちょっと見えづらいかな。拡大するとしっかり見えます。
白谷雲水峡【屋久島】 [屋久島の旅2011]
白谷雲水峡は、宮崎駿監督の「もののけ姫」の舞台になった場所です。縄文杉までは、往復10時間はかかる行程ですが、こちらは太鼓岩までゆっくりハイキングしても往復7,8時間で行けます。自分のペースで登れば、それほどきついこともないでしょう。まー人によりますが・・・私が登れるので、たいていの方が大丈夫かと・・・縄文杉まではちょっと・・・と思う方もこちらならゆっくり楽しみながら屋久島のすばらしい自然を堪能できることでしょう。写真、ご堪能ください。
弥生杉。樹齢3000年。
もののけの森。
屋久鹿。なんか食べてばっかり・・・
妖怪でそう・・・
くぐり杉。
倒れた杉の上に杉の新芽。
白谷雲水峡入り口あたり。順不同です。
辻の岩屋。大きい岩ですねえ。屋根みたいです。絶妙なバランスでちょうど空間が出来てます。昔、屋久島では年貢の変わりに、屋久杉を納めてたのだそうです。一度山にはいると人里に簡単に戻れないため、この岩の下に寝泊まりして、屋久杉を切っていたのだそうです。
ここで、朝買ってきたおにぎり弁当を食べてから太鼓岩に向かいます。ガイドさんが、お湯を沸かしてくれてコーヒーとインスタントラーメンを作ってくれました。山の清涼な空気の中での温かい食べ物は、ひときわおいしく感じます。
屋久島・旅のルート [屋久島の旅2011]
1日目。
屋久島空港→レンタカー→屋久島環境文化村センター→シーサイドホテル屋久島でウィルソン株のレプリカ見て→志戸子ガジュマル園→永田いなか浜→ながた岳泊(お宿・いなか浜)
2日目
これは「ながた岳」のご主人がコースを作ってくださいましたので、そのまま。当方全く屋久島のことリサーチしてませんでしたので、本当に助かりました。ご主人ありがとうございました。
手書きの地図までつけて頂いたので、迷うことはありませんでした。あとでガイドブック見ましたら、主だったところはほぼすべて網羅されてました。地図は写真と一緒に大切に保管。旅の思い出です。
3日目
白谷雲水峡→太鼓岩→楠川温泉→屋久島グリーンホテル泊(安房)
4日目
屋久杉ランド→飛行場
屋久島へは飛行機で! [屋久島の旅2011]
今回の旅は3月25日~28日の3泊4日。初めての屋久島。飛行機のチケットは、JALのマイレージで無料。これは、いつもいつもありがたい。春休み期間の航空券はバカ高いんです。ツアー利用もありますが、自由に時間設定が出来たり、好きなところでのんびりするには個人旅行が一番。屋久島でのスケジュールは自分ではよくわからないので、1泊目の宿のご主人が事細かく立ててくださいました。ありがとうございました。
まずは、屋久島までの移動です。羽田~鹿児島~屋久島、往復すべて飛行機利用です。ツアーですと、鹿児島~屋久島間の移動に高速船を使うことが多いのですが、鹿児島飛行場から市内への移動、高速船の待ち時間や移動時間などを考えると、断然!飛行機での移動が早くお勧めです。船では実質、半日は無駄になるとの事(屋久島でお世話になったガイドさんのお話)。鹿児島~屋久島は飛行機ならわずかに30分。都心からわずか4時間ほどで屋久島到着というアクセスの良さ。ぜひ飛行機での移動を検討されるといいでしょう。
行きの移動
3月25日(金)JAL1865 東京羽田→鹿児島 9:30-11:25
JN 3747 鹿児島 →屋久島12:45-13:20
帰りの移動
3月28日(月)JN3750 屋久島→鹿児島 15:15-15:45
JAL 鹿児島→東京羽田16:15-17:55
鹿児島→屋久島の移動はプロペラ機。羽の横は怖いな~・・・これはずれてこっち飛んできたらどうしよう・・・
飛行機から見た見事な富士山。雄大で美しい!